療育センターや医療機関で診察を受けたとき、「しばらく様子を見ましょう」と言われて困った経験、ありませんか?
「しばらくっていつまで?」
「様子を見るって、具体的に何を見たらいいの?」
「見てるだけで良くなるの?」
親御さんならこんなふうに、ますます混乱してしまうのも無理はありません。
実は「様子を見ましょう」という指示にしたがい何もしないというのは、お子さんにとって成長の機会損失になってしまうことがほとんどです。
では、お子さんに対してどうしてあげるのが良いのでしょうか?
「様子を見ましょう」は機会損失?伸びるチャンスを見逃さないで
「うちの子、ちょっと他の子と違う…?」と感じるタイミングは人それぞれ違いますが、気づくきっかけとして一番多いのが、言葉の遅れです。
例えば、マスクをマクスと言ってしまうことから発達障害に気づくなど、ちょっとしたことから判明するケースがあります。
そこで診断を受けた結果言い渡された「様子を見ましょう」や「大丈夫」という言葉に惑わされ何もしないと、子供の成長をさまたげる原因になってしまうかもしれません。
発達障害は早くから対応してあげることで、しっかり良い部分を伸ばし改善してあげることができます。
正しい知識のもと、今できることをしてあげるのが、子供の成長にとって一番大切なことなのです。
「様子を見ましょう」と言われたときにすべきこととは?
「様子を見ましょう」と言われたらまずすべきことは、親御さんが発達障害に関する豊富な知識をつけることです。
- 発達障害の特性
- 対応の仕方
- 療育方法
まずはこのような情報の中から、ご自身のお子さんがどんな特徴を持っているのかを見極めましょう。
現代では、情報源となる場所が多く存在します。
- 医療機関
- 障害者専門機関の相談窓口
- 福祉施設
また、書籍から知識をつけることもできます。
まずは近くの図書館で、発達障害に関する知識がのった本を開いてみるのも良いですね。
発達障害には、より早い段階からの療育が効果的と言われています。
積極的に情報源へのアクセスを図り、正しい知識のもと、お子さんと向き合ってあげてくださいね。
発達障害かも?一緒に向き合える場所を提供しています
お子さん一人ひとり特徴があるので、注目すべき箇所は違います。
ご自身のお子さんのタイプと特性を知り、どんな対応をしていけば良いのかを、まずは親御さんが学んでみましょう。
そして、適切な改善トレーニングに取り組むことが重要です。
改善トレーニングを始めたことで、「発語が増えた」「会話が成り立つ様になった」「単語の言い間違えが減った」といった効果も出ています。
一方で改善トレーニングを始めると、思ってもいなかったことが判明するケースが珍しくありません。
- 親御さんの不安と実際の問題が異なっていた
- 歳と共に改善していった
- 思っていた以上に訓練が必要だった
とはいえ、人それぞれ違う特徴を持っているからこそ、
「本当にうちの子は発達障害なの?」
「うちの子はどうすれば良くなるの?」
と不安になることも多いもの。
そんな悩みは、1人で抱え込まず、専門家と一緒に悩みましょう。
new territoryでは、お子様の特性に合った取り組みを提案、実施していきます。
0コメント